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行事の概要

どんぐり蒔きに先立って総会を。みんな発言します。それぞれ思いがあるから。
現場はイタドリの大木がたくさん。さっそく子どもたちの出番。イタドリが多いのは湿潤な証拠。 
徳島県森林整備課の華岡さんがどんぐりや森について詩的なお話を聞かせてくれました。
何笑っているの?輝実ちゃん
これなんだろう? セリだよ。
大きくなあれ〜
付近の里山の様子。正面はくぬぎ林。夏はカブトムシがいるぞ〜。

 
里山の学校、始まり始まり

2001年4月28日でした。

 きっかけは、勝浦町在住の勝浦川流域ネットワーク会員の平岡さんの提案から。
「うちの山、よかったら使ってみて」

 それは、勝浦川から少し入ったひっそりとした里山。周囲の景観は盆地状で小山が目の前にありました。

「これはいける!」
 そう直感しました。
大人も背の高い子どもになって遊べるぞ。ましてこどもなら…」(まず大人が楽しまなくっちゃね)

 勝浦川流域ネットワークでは、百年の大計として、勝浦川源流域に広葉樹の森を再生しようと考えています。その苗床となる場所がどうしても必要だったこと。さらに「棚田の学校」が3年目を迎えてますます参加者が増えていることから、「里山の学校」ができないかと考えていたところなのです。

 付近は山菜の宝庫。セリ、ゼンマイ、ユキノシタ…ぼくが名前を知っているだけでも相当ありました。大きなイタドリが群生していることから、水の利は豊かなことがわかりました。さらに栗の木とゆこうがあり、水が出るのでちょっとしたサバイバル気分が味わえる。しかもここは幹線道路から少し入ったひっそりした雰囲気なので絶妙のロケーションなのです。

「これはダッシュ村だ!」
(マーケティングの巧みな上勝がまた利用するかも(^^))
 ボランティアとして参加いただいた徳島県森林整備課の華岡さんの一声でした。さらにエコトープを研究している阿波町の藤井さんも駆けつけてプロの視点から苗木の育てかたを教わりました。

 それにしても重労働。無口になって開墾を続ける。子どもたちはひとみお姉さん差し入れの天然手作りプリンを食べている。甘くてほっぺたが落ちそ。黄金色の泡が瞼に浮かぶよ

 山のプロ、遊びのプロ、生活のプロ、百姓(肯定的な意味で使っています)の人たちのパフォーマンス披露の場となるかもしれない、まちのこどもたちが電子音から離れた野生の静かな感覚を取り戻すかもしれないなどど、思いは拡がっていきます。

 (疲弊した中山間地域に)いま一番必要なのは、元気です。(ええこというなあ、さすが事務局!)

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さ、うねをつくるぞ。ビール、ビールと。
某新聞記者もへっぴり腰?(Aさん談)
かんたろうが出てきた。平気さ。
でも食べるなよ。
Copyright(c)2001,勝浦川流域ネットワーク
All Rights Resserved 

小学生も対等。それが勝浦川流域ネットワーク流。はきはきと意見を述べる。
地元上勝町とひとつ下流の勝浦町の小学生のみなさん。
そうか、風の声に耳を傾けるのか…。
人の手が入った山。必要最小限の道は付けた。
 
ふきは食べられるよ むしゃむしゃ。。。
好奇心が人を育てる。
いよいよ、畝完成。わくわくのどんぐり蒔き。
おがくずをつぶして苗床にするの。