東祖谷と三嶺・探訪絵日記その3
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ひらら焼き(ひらら鍋ともいう)にアメゴを仕込む平家荘の女将さん。
からだがあったまるみそ仕立て。イモが豊富に使われている。
基本的にこの土地で取れた食材を使う。
広角レンズで見たオリオン座周辺。20秒程度の固定撮影でも空気が澄んでいて灯火が少ないため十分写る。

祖谷の名物といえば…

 今夜の宿は村の中心にある平家荘。祖谷といえば、祖谷そば、そば米雑炊、ひらら鍋がご当地の郷土料理として有名である。来る途中で阿波池田の銘酒「譲」を仕入れておいた。辛口だが天からこぼれた雫のような豊潤な美酒である。

 おかみさんは次々と料理を持ちこんでくれる。アメゴを煮込んだひらら焼き。定番のそば米雑炊、そして名産のイモの煮付け。その量のすごさに圧倒された。特にイモが腹に入るとご飯が進まなくなる。かなり箸を進めたところでもう動けなくなった。女将さん、おいしかったです。ごちそうさま!

 腹ごなしに近くの坂に流星を見に行く。双子座流星群の極大に近い日なのでうまくいけば1時間数十個の流れ星が見られるはず。外はもちろん寒い。寒いけれど腹にたっぷり栄養物を貯えたのでしばらくもちそうだ。満点の空にときどき流れ星。三脚を立てて静止カメラでオリオンを撮った。時間を忘れてしまいそうだ。中学生の頃は天文学者になりたくて学校の教科書をほっといて天文学の勉強と天体観測をしていたのだった。

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