ファンづくりというシンプルな構図で(BtoC)


(2)BtoCの場合

ファンをつくるというシンプルな構図

オンラインのみの販売で採算を取ろうとすれば、
かなりハードルは高くなります。
それこそ、Webですべての取引を完結させるための
さまざまな取り決めやルール、決済手段を
駆使しなければなりません。

オンラインのみで販売している事業所の
苦戦が伝えられています。
いまさら無店舗の事業所が
ゼロからオンラインショップを構築するのは手遅れでしょう。

むしろ、店舗や実態のある商店、企業が、
商圏内の潜在顧客にアピールする手段として、
BtoCサイトを位置付ければ、
これもシンプルな構図のITとなります。
早く言えば、ファンをつくるだけの役割で良いのです。
 
モノを売らない

モノを売るためのサイトではなく、
情報提供のサイトとし、
実際は店頭へどうぞとう構図で充分です。

いまやインターネットは普及し、
地域内のお客様またはその友人知人は
インターネットを活用している確率が高くなってきたので、
「商圏内」に限定しても充分に使えるようになってきました。

最初に商品一覧があって買い物カゴが置いてあっても
モノは売れません。
見ず知らずの会社で、
目の前に商品がない、
触れることもできない、
単なる商品カタログ的なサイトで
モノが売れるとは考えられません。

伝える手段はパソコンばかりとは限りません。
携帯電話をうまく使いこなしている料理店があります。
なにかの理由を付けて、
メニューを半額とか○割引などとして、
携帯にメールを流し、
画面を提示すると実際に割り引きが受けられるのですが、
実際に割引の日に行くと、
学生を中心に行列が1時間ぐらいできています。

もちろんこうしたメリットがあることを店頭で告知し、
メールアドレスを登録してもらって
(送ることをお客様に了承してもらって)
情報を提供しています。

さて、商圏内の情報提供といえば、
地域のポータルサイトがあります。
例えば、年間数万円で登録しておけるものです。

しかしいまだかつて
成功した地域ポータルサイトは見たことがありません。

その答えは簡単です。
特定の目的を持たずに「何かないのかな」という気持ちで
アクセスする人が多いのが地域ポータル。
顧客の態度が受け身なのです。

これに対して、
必要な情報を能動的に探していて検索で見つかるのが、
自社独自サイト。
ひながたに制約されることなく、
思う存分情報を提供できます。

インターネットの場合、
情報の質のみならず、量はとても大切な要素です。
なぜなら、紙の印刷物と違って、
必要なければ見ようとしないため
押しつけがましくならないのです。
詳しい情報が必要な人にとっては、
扉をどんどん開けて踏み込んでいく楽しみがあります。

行うべきはファンづくり(伝えたいことに共感してもらう)

最初からモノを売ろうとしても、
顧客心理からは売れないとすれば、どうすればよいのか。
それが、ファンづくりにWebサイトを活用するということです。

そうすれば、例え商品をWeb上に掲載していなくても、
顧客のほうから「その商品、分けてくれないか」
「店舗に行きたいので相談に乗って欲しい」
などと反応が来るようになります。

結論から言うと、お客様の信頼を得て、
共感していただき、
ファンになってもらった段階でないと、
モノは売れません。
モノは結果として売れるものなのです。
プロセスを大切にすれば成果は自ずと出てきます。
 
最後までお読みくださってありがとうございます。
ここに書いた内容は、
実践経験から得たものですが、
実際に実施するとすれば、
それぞれ文字にかけないノウハウがあります。

経営革新をお考えの事業所、
ITをシンプルに使いこなして利益を創出しようと
お考えの経営者の方は、ぜひご相談ください。

社内会議の出席
少人数へのプレゼン
講演会、研修会の開催等、
どんどんお声をかけてください。
きっとお役に立ちます。

また、Webサイト作成については、
信頼できる作り手を選び、全体をコーディネートします。
予算がおありになるでしょう。
ぜひご相談のうえ、ご支援させてください。
 
中小企業診断士 平井 吉信

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