営業とプレゼンテーション(BtoBの場合)


5. 営業=プレゼンテーション力

(1)BtoBの場合

会社の独自性、競争力の源を
コア・コンピタンスと呼びます。
それは利益を生み出す源泉です。
幸い当社には、コア・コンピタンスがあるとします。
ならばそれをどう伝えるか。

「会社案内の作成…」という回答は不正解。
一度作ればすぐに内容が陳腐化している
きれいなパンフレット
(経営者はカタチから入る傾向があります)。
それは、
会社の実態を反映していない美辞麗句で飾られたもの。
確かにリクルート対策には役に立つでしょうが、
本来の目的である
「必要な情報を必要な相手にわかりやすく」
伝えることはできません。

そこでパソコンの出番です。
相手が欲しい情報を選び出し、
相手先の名前を入れてわざわざしつらえた
(=カスタマイズした)
手製のプレゼン資料は、
相手先にとって価値があるものです。
ワードとエクセルと画像処理ソフトでできます。
もちろん相手先別にゼロからつくるのではなく、
予めつくった共通の土台に適宜加工すればよいのです。

モノづくりの棚卸(技術と製品の履歴)

土台となる情報とは、
製造業の場合、
モノづくりの棚卸作業です。
これまで当社がやってきた実績
(工事履歴とか成果物、製造物、納入現場等の写真とキャプション)を
カラープリンターで打ち出します。
これを見ると、
相手先は当社の実力や強みを推し量ることができます。

新規取引を始めるに当たっては、
情報を惜しみなく提供することです。
留意点は、どこまで情報開示するかです。
モノづくりの履歴のなかで
相手先を特定されると相手先に迷惑がかかる場合、
写真に相手先名を特定されないような加工が必要となります。
また技術情報の開示は、
情報だけ取られてさよなら、という結末もないわけではないので
開示する情報については、
社内の議論と合意が必要です。

しかし情報を公開したからといって、
実際に他社が製造できるとは限りません。
普通は文字にできないノウハウや
熟練の職人芸があるからです。

こうして発信する情報は整理できたとして、
どこにどのような手段で何を発信するかです。
中小企業の場合、人脈は乏しいのです。

そこで、インターネットの活用が
視野に入ってくるわけです。

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