実践!Webコンサルティング

自分でできるWebコンサルティング、チェックポイント
(1) 経営とWebについて、実践と試行錯誤から中小企業診断士が掴んだWebの本質をお届けするサイトです。
(2)WebマーケティングWebコンサルティングのヒントとなれば幸いです。または外注する際のWebコンサルティングの専門家を見極めるきっかけとなるかもしれません。
(3)業界内の良識ある技術者やデザイナーは同様の感想をお持ちのことでしょう。
・Webはコミュニケーション。情報を発信する人、受け取る人双方に利点があるものです。
・まずは、あなたの会社、商店のWebを自らコンサルティングし、自分で解決する、または解決策を把握することから始めてみましょう。
・下のチェックポイントでその対策がわかります。
成功するパターン(BtoCの場合) 失敗するパターン(BtoCの場合)
□ 自分でホームページをつくっている
□ 色使いに気を配っている。
□ 問い合わせメールがほぼ毎日来る。
□ 作成と運営にそれほど費用がかかっていない。
□ 複雑なプログラムはなるべく使わない。
□ 人の素顔がわかる。
□ 情報はすべて公開している。
□ 担当者は即断即決でお客様の要望に反応できる。
□ バックヤード(品揃えや流通)は既存の経営資源を使うことができるか。
□Webを使うことで自社の中核領域(コアコンピタンス)を増強できているか。
□ 何のためにWebを使うのかはっきりしない。
□ トップが号令をかけて制作業者に外注した。
□動きの派手な動画(フラッシュ)を使用している。
□ 企業名(商店名)を入れてGoogleで検索したが、トップに出ない。
□ 高価なWebをつくってしまった。
□ ほとんど活用できていないプログラム(アクセス解析ログや掲示板など)がある。
□ 問い合わせメールが1月に数通しかこない。
□ 数社が合同してサイトを立ち上げ、運営する。
□ まずは楽天に出店してみた。
マーケティングからのチェックポイント デザイン面からのチェックポイント
□商品に魅力はあるか。
□狭くあくまでも狭く深く掘り下げているか。
□商品に口コミは期待できるか。
□開店数すぐに黒字となるか。
□メールの書き方について、事前にメール送受信のOJTで訓練をしたか。
□一人の担当者が固定して顧客と対応しているか。
□商品やサービスはもちろんであるが、スタッフに人気者がいる。
□白を基調としているか。
□表示は重くないか。
□必要な項目に2クリックでたどりつけるか。
□人の心にさりげなく入っていけるデザインか。
□心がなごむ軽い画像を置いているか。
□見ているだけで幸福感に包まれるような感じ。

顧客の心理面から 技術面から
□ぱっとみて、何を買っていただくサイトがわかる。
□色彩は必要最小限使ってあるが、心地よい感覚が残る。
□クレジット決済に対応している場合は、暗号化処理をうたうなど安心感がある。
□画面の入力は必要最小限となっているか。
□入力を確認できる画面はあるか。
□またそれは、確認を要求していることがわかりやすいか。
□商品についての情報を深く広く提供しているか。
□ただしそれはお客様の知りたい情報か。
□関心のない商品情報をくどくどと「説明」していないか。
(1)ユニバーサルデザイン
□現在もっとも多い環境(Windows、1024×768、IE5.0〜5.5)で表示して美しく再現されるか。
□考えられる環境の95%程度(mac、ネットスケープ、800×640)で崩れずに再現されるか。
(2)表示速度
□indexファイルの表示はISDNで3秒以内か。
(3)職人の仕事として
□ゴミタグは残っていないか。
□METAにキーワードは入力されているか。
□キーワードは5〜6文字に抑えているか。
□文字中心の場合は、適宜スタイルシートを適切に使っているか。
さて、結果はいかがでしたか? まずはご自分で解決できる道筋が付いたとお感じになられましたか?
さらにQ&Aで補います。
楽天はダメなのか?
 楽天は集客から決済、サイトの運用までを指導してくれる優れたビジネスモデルです。月間5万円の出店料にはノウハウ提供も含まれ、十分に投資価値があるものと考えています。しかしBtoCサイトのビジネスボリュームがそれほど多くないうえ出店数が7千を越えた現在、すべての出店サイトが黒字ではないことは容易に想像されます。まず自店で集客してリピーターをつくるという試行錯誤を積んでからでも遅くないというのが趣旨です。
コアコンピタンスを増強するとはどういうことか? またそのためにWebをどのように活用すればいのか?
 ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ、時間など自社が持つこれら経営資源は限られています。至るところに同業者や類似業務が存在する以上、それらのなかからお客様に自社(自店)を選んでいただくためには、自社の得意な領域、お客様が支持している当社の要素を見極めてそこに集中的に経営資源を投下する必要があります。
 例えば、クリンリネス(掃除)が当店の生命線だと思ったら、徹底的に時間と労力をかけることを惜しまないことです。Webではそのこだわりをできるだけ詳しくお伝えすればよいのです。
 むずかしく考える必要はありません。戦略とは「すること」と「しないこと」を明確にすること。ただそれだけです。その基準とするのがコアコンピタンス、経営理念ということになります。Webはその補完をするための情報発信、コミュニケーション手段だと捉えればよいのです。
ブロードバンドになれば、フラッシュや動画、凝ったつくりが負担にならないので楽しめるのではないか?
 そういう意見もありますが、それは技術偏重のWeb制作業者の願望という感じです。本質はネット上で顔が見える関係を築き接触する機会を増やして直接の商談につなげることです。水戸黄門のファンは、オープニングから見ますね。しかしそれはあのオープニングが1〜2分だからよいのです。一種の番組の雰囲気に入っていく儀式みたいなもの。
 けれど、Webサイトで毎回フラッシュが立ち上がって見せられると嫌になりませんか? Webの究極の目的はファン(リピーター)づくりです。例えスキップボタンを付けていたとしても読み込みに時間がかかる(通信料がかさむ)のは特に主婦には嫌われます。それがリピーターづくりにどれだけマイナスになっていることか…コミュニケーションの本質を見つめれば自ずと答えは出るのではありませんか?

 テキストによるコンテンツとその理解を助け誘導する小さなグラフィックの組み合わせが大切です。
 参考→ユーザーは速くて情報量の多いサイトを望む
これだけメールのトラフィックが増えてもメールは依然として重要か?
 送って欲しいと思っている情報に限っていれば、押しつけがましくないさらりとしたテキストメールは基本的には歓迎されるでしょう。Webの更新に力を入れなくてもメールが補うという実例はしばしば見られます。反対に頻繁に更新するWebサイトをファンが楽しみに訪れる場合もあるでしょう。しかしその場合でもメールの神通力はまだ失われていないと思います。

 鉄則は、情報が欲しい人に欲しい情報を送ってあげること。これに尽きます。情報が欲しい人に手を上げてもらうためには、メールマガジンの発行や絞った内容のWebサイトの構築などです。
 営業でさえそうです。飛び込み営業よりもお客様に名乗りでていただくしくみをつくることです。
 参考→営業しない営業2

 これまでワンパターンだった虎の巻(例えば♪記号の多用など)は見直されてくるでしょう。お客様が求めているのは、カジュアルなコミュニケーションではありますが、そのことは本音の情報を求めているのだと理解したいですね。メール発行テクニックの表面だけを模倣せず実直にビジネスを一歩一歩進めていきましょう。
参考→企業の電子メールマーケティングは顧客の期待とかけ離れている〜米調査
経営者の個人情報はどんなものが必要か?
 顔写真、電話番号、その他家族の近況などをさらりと紹介するのはパターンになってきました。もちろん誘拐やネット犯罪に巻き込まれるリスクを考えて子どもさんの情報などは慎重に掲載する必要はありますね。
 2チャンネルに代表されるようなネットの匿名は何かいかがわしいニュアンスがします。少なくともお客様に接する商売をするのなら、顔写真と所在地、電話または携帯番号は必須でしょう。アットホームな雰囲気を感じていただくためにこれといった決まりはありませんが、日記、失敗談、成功談を掲載して共感を呼んでいる事例があります。
業者に高額でつくってもらったがほとんどアクセスされず商売に役立っていない。作り直したほうがよいか?
 ケースバイケースです。素材として使えるものはそのまま使いたいです。ただし重いプログラムは取り去りたいですが、そうすると全面的に変更になる場合が多いのです。妥協点として、index(トップページ)だけ商売向きに作りかえ、あとはリンクする方法が考えられます。
ここのWebは大した仕掛けもないのに、例えば「Webコンサルティング」ではGoogleで1位に表示されるのか?
 これについてははっきりとした理由は把握しておりません。ただ本文左上のテキストの表示は常識としてもテキストの量が必要なこと、単語の出現頻度、こちらが知らずにリンクされているところが多いからかもしれません。しかも当サイトはヤフーにも登録されていません。これは不思議なことです。このWebをつくっているぼくは、Webの勉強を始めてわずか半年。ただし経営コンサルタントの視点から「ここははずせない」ところを集中的に勉強しました。雑誌や本にも載っていないノウハウを自分で開拓していく試行錯誤の連続です。
事業としてどれぐらいで黒字化をめざせばよいか?
 BtoBでもBtoCでも3ヶ月後ぐらいから黒字にするつもりで始めてください。販売促進には工夫を凝らしても経費はかけない、というほうが正解かもしれません。Webサイトぐらいは自分でつくらないと経営には活かせません。
 名が通った企業でかっこ悪いことはできないという場合は実績あるWeb制作会社に依頼しているようです。ここでいう実績とは、数百間円〜数千万円の価格を通すという意味です。しかしそれを回収するのは至難の技でしょう。ITだけが費用対効果を無視するのは納得が行かない話です。そのサイトが役に立っているかどうかは、みなさんが判断してください(美しさを競うコンテストなら別ですが)。
 在宅にSOHOにつくってもらって彼女たちの社会進出を支援している、などというアプローチはいいと思いますが、実態は低料金による下請がほとんど。もっとも彼女たちもビジネスセンスを磨かないといけないところはあるようです。
ブラウザーの表示に悩まされるが…。
 IEの4、5、5.5。ネットスケープの4.x、さらにネットスケープ6、それにウィンドウズ版とマック版があります。さらにPCの画面解像度と回線スピードが表示に関係してきます。どんな場合にも崩れないようにするのなら、使えるタグ、色、プログラムは限られてきます。シンプルにつくってコンテンツの良さで差別化するのが本筋。困ったことにWebに関して完全なユニバーサルデザインは存在しないのかもしれません。
 だからといって諦めてよいとは思いません。現にこのページも読みやすさを求めてスタイルシートを使っていますからネットスケープでは崩れる可能性があるし、文字の拡大ができないという意見もあるでしょう。それでもアクセスログを解析してみて大多数を占めるウィンドウズのIE5〜5.5、1024×768または800×640環境で読みやすいように作りました。デフォルトのまま使用する人たちが多数を占めるということでしょう。ネットスケープやマック使いの人ならそれなりに対応策を考えていただけるという甘えかもしれませんが。
感想メール、問い合わせがほとんど来ない。
 実はこのサイトのトップにある「オフィス空と海」は、すべて読み終えるのに6〜8時間以上はかかるという膨大なコンテンツを含んでいます。まれにそれを丹念に読んでくださる方がいて「感動メール」が届けられます。勇気づけられる瞬間です。そこでは商売抜きでありのままの思いや感性を綴っています。直接商売にはつながらなくても、人となりを知っていだたくうえで重要なように思えるのです。
 人は期待以上の何かが得られたとき、感動します。誰かが言っていました。「人はネット上で生身の人間に出会うと感動する」と。
 会社案内、業務内容、実績、問い合わせフォーム、経営者のプロフィールを掲載して問い合わせフォームを付けただけなら、問い合わせはほとんどないでしょう。
地方ではBtoCサイトは成り立たないのか?
 それははっきり違うと思います。確かにネットビジネスの担い手たちは東京(残念ながら大阪ではない)に集中していて、ITの進展が余計に東京一極集中を加速させ、ほかの地域との単価の違いを産んでいるようです。しかし一般の生活者にとっては東京の企業をありがたがるということはないはずです。
 現にオフィス空と海が先々月にリニューアルをプロデュースした徳島のとある企業のWebサイトでは、3ヶ月で1万アクセスに達しようとしています。それまでとは桁違いのアクセス数です。サイトリニューアル後、専属スタッフを当月中に1人増員し、さらに翌月には2人増員して出荷等に当てました。
 BtoCサイトはむしろ地方が有利です。おいしい空気と水があり、広い土地を確保でき、熱心なスタッフたちとともに仕事ができる。いいコンサルタントと顧問契約を結んだことも?(^^)・・・これは冗談です。
それでは技術とデザインは不要か?
 それは違います。技術はユニバーサルデザインを確保すること、検索されること、美しい画面と表示の速さを両立させることに活用すればよいのです。つまり表面的には見えないけれども、とても大切な内面の職人芸です。それは、技術を誇示する外面的なプログラムよりもずっとずっと大切なことです。

 実店舗を思い出してください。いい店は五感に訴えてきませんか?
 デザインは感性の領域といってもいいのですが、さりげない色使い、わかりやすいサイト構築、やわらかい言葉づかいやちょっと目を引く可愛いグラフィックなど心を和ませるWebサイトがあります。コミュニケーションのためにWebが存在するというのが実践から感じたぼくの持論です。

 いいデザインのWebに癒される実感がありますが、いいPOPで商品が売れるの同様に、いいデザインのWebは無言のセールスマンです。ただし(自称)デザイナーのグラフィカルな自己満足を指しているのではありません。その根本は顧客とその商品に寄せる愛情だと思います。おいしいシチューをつくるときのように、わくわくしながら煮込んでいく。それがWebデザイナーに求められる資質です。ワンポイントのイラストがテキストを読ませる導入になったり、気分を転換したり心憎い演出ができる人もいるようです。

参考→制作者の選び方
ホームページビルダーでできるのか?
 自社で更新する場合、ホームページビルダーがおすすめです。理由は安価で使いやすく総合的にはよくできたソフトだからです。プロはドリームウィーバーを使う人が多いようですが、本サイトで実践するWebマーケティングでは特に優劣はありません。
 ただし作成の途中でゴミタグ(不要なHTMLの記述)ができやすいので、ソースをクリーニングする必要はあります。どのソフトであっても、HTMLを読めることは必須です。読むだけならそれほどむずかしくありません。
 ただしビルダーはFTP機能が?なので定評あるFFFTPのような専用ソフト(フリーで提供されている)をダウンロードしてお使いいただくとよいようです。
 ビルダーはv6になって重たくなっており、できればウィンドウズ2000に256MB以上のメモリでお使いいただくと快適です。
コンピュータ=インターネットと考えてよいか?
 行政施策では、情報公開と住民参加が今日的な重要課題です。すべての情報を共有して、それをもとに一人ひとりが主人公となって参画していくということです。パソコンを使うのは、情報の共有化とコミュニティ参加(コミュニケーション)が本質でしょう。インターネット上には、個人個人がそれぞれの成果を発表しているサイトも少なくありません。それを、見た別の人がさらに別のアイデアを足すことでさらによいものとなっていくこともあるでしょう。今や多くの人がインターネット上から情報を検索し、自分の成果をインターネット上に発表しています。その道の専門家の見解を知ることができるというインターネットのもたらした世界は、無限の可能性を秘めています。
 参考→検索されること
 参考→中高校生、調べものは図書館よりネット
 参考→ネットユーザーとノンネットユーザの違い 
 オフィス空と海では、中小企業診断士の平井吉信を中心に、Webサイト構築をコミュニケーションデザインと位置づけるスタッフの沖本貴子をはじめ、全国のSOHOのみなさんとともに実践で身に付けたノウハウでみなさんの会社、商店のWebをコンサルティングしています。3ヶ月でアクセス数1万突破、スタッフ2名増強や全国的に注目されたプロジェクトなどの実践事例があります。実績はこちらです。

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