2001年 勝浦川流域ネットワークの活動方針
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 ご無沙汰しております。年度末のご多忙な日々をお過ごしと思いますが、少しずつあたたかくなってきましたね。現在わかっているネットワークの活動方針や状況をお伝えします。

 今年の重点テーマは植樹にしてみては?

 世話人の話し合いで、「海と山をつないでいる川の原点は森にある」こと、徳島県としても高丸山の一部を千年の森に指定していることなどから、その受け皿となる勝浦川流域ネットワークの活動を今年は重点的に森づくり(の準備)に費やすことを確認しました。企画の段階で地元の人たちとともに歩んでいくべく、一歩一歩小さなことを始める年となりそうです。

 スタートは3年目の記念イベントから…

 植樹のためには、その意義を多くの人たちと共有することから始める必要があります。そこで上勝町で今後数年の植樹を盛り上げる開始イベントを開催します(別紙参照)。ぜひご参集ください。

 里山を見つめて3年目

 上勝町市宇で地元の熱意を感じながら進めている棚田の学校も3年目となります。先日は、旭1Q運動会にお世話いただいて、わら細工とふごづくりを行いました。地元のベテランのご指導の甲斐あって参加者はわずか半日で見事なわらじやふごをつくって持ち帰りました。次回の会報でその模様をお伝えします。
 それに先だって、市宇集落にできた名水の愛称募集公募がありました。50通を超える応募のなかから、愛称は地元上勝町の平岡京子さんが考案した「天上の泉」に決まりました。

 里山といえば、こんなプランも…

 ネットワークの会員のおひとりが上勝町の勝浦川沿いに隣接する原野を、もしかしたらご好意でお借りできることになりそうです。そこで植樹する苗を育成することができそうです。川から少し離れた人の来ない場所だけに、子どもたちを招いて、里山の学校みたいな行事ができそうです。乞うご期待。