赤松川、大人の避暑地
赤松川との出会い ◆谷の水は冷たい ◆子どもたちに託したい ◆春を探す ◆大人の避暑地 ◆足を浸ける潜水橋 ◆赤松川周辺地図 ◆撮影地周辺地図
道から適当に降りてみた

河床の大きな岩盤は平たくなめらか

この辺りで座ってみようかな

気持ちいい。水はそれほど冷たくないし

赤松川は、子どもが遊べる手頃な大きさだけれど、大人にとっても避暑地の魅力がある。

喫茶店や飲食店、観光施設は皆無だけれど、川沿いに影を落とす河畔林のたもとで、うつらうつらできる。夏でも蚊は出ない。

山がしっかりしているのか川底は荒れておらず、小魚の魚影が濃い。じっとしていると、足元に数え切れない小魚が群れている。

写真の場所まで当事務所から約60キロ弱、1時間少々で到着する。しかし、ここには一日1万人近くの人手でにぎわう穴吹川や、鮎喰川のような喧噪はない。そもそも民家がこの周辺にない。この日も人に会わなかった。

水深は浅く身体を横たえることができる。ところどころにある淵では、ぽっかりとプール状になるから淵探検をすることもできる。

浅瀬に見つけた大きく平坦な岩盤は、コケが生えておらず、ついつい腰を下ろしてみたくなる。お気に入りの飲み物を水中に沈めて、文庫本を読むこともできる。

流域は、杉が多いが、それ以外の樹木も少なくない。川沿いの道をMTBや自分の足で散策すると楽しい。

ヒグラシが鳴いていた。ヒグラシはほんとうに「カナカナ」と鳴いているのだろうか?

続き

Copyright(c) 四国の川と生きる All rights reserved