赤松川に春を探しに行く
赤松川との出会い ◆谷の水は冷たい ◆子どもたちに託したい ◆春を探す ◆大人の避暑地 ◆足を浸ける潜水橋 ◆赤松川周辺地図 ◆撮影地周辺地図
本流との合流点付近

吊り橋から見た上流

向原の棚田

高瀬集落

赤い葉を持つ植物。名前は知らない。

赤松川に春を探しに行く

2003年の4月上旬。赤松川へ春を探しに車を走らせた。那賀川を遡り、日和佐へ分岐する県道と並行して流れる赤松川。

かつて父に連れられてアユのドブ釣り(オモリを付けて毛針を上下させる解禁当初の漁法)に何度か行ったことがある。小学生のぼくでもうまく動かすと、アユはかかった。

ドブ釣りは、毛針さえ間違わなければ比較的容易な漁法ではないかと思う。でもドブ釣りをやっている人はほとんど見かけなくなった。水の透明度が悪くなったということなのか。

合流点からすぐ入ったところに吊り橋がある。その吊り橋から上流を見ると、ちょっとしたプール状の地形が見える。赤松川下流は、崖断崖が発達していて川に降りられるところは少ない。

向原の棚田は、川にせり出した要塞のようだ。さらに高瀬の集落を過ぎる。この辺りの赤松川はゴルジュ地形が終わり、のどかな風景だ。

さらに進むと、日和佐との分岐がある。道がよくなったので、日和佐まではもう10分ぐらいだが、赤松川に沿って右へ曲がる。里山の畦を流れる小川にはつくしが陽光を浴びて伸びている。

取水堰のほとりの桜は五分咲き


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