仕事で使うパソコンソフト 2008年改訂版

著作権は、空と海に帰属いたします。
仕事で使う価値があるソフト、
活用法を知ることで仕事がはかどる、
時間短縮になる、
見映えがするなどの
仕事に役立つソフトを
実体験から紹介します。
以前の情報が古くなったため、
新たに書き下ろしです。
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仕事で使うパソコン
仕事で使うパソコンソフト 2008年改訂版 (更新 2008.6.22)
 

1. 基本ソフト等について

◆OSについて

OSに求めるのは安定度と多様なアプリケーションへの対応度、
さらにスペック( パソコンの高性能)を要求しないこと、
セキュリティーが確保されていること。

以上を考えると、Windows Vista ではなく、
Windows XPが現時点では賢明でしょう。

現に、私が長年使っているキーボード(Rboard Pro for PC)は、
Windows Vista では対応ドライバがありません。
また、Windowsの安定に欠かせないファイルやレジストリを削除する
使い勝手のい「DiskX Tools Ver.11」はWindows Vista では動作しません。
オフィスXPも保証の対象外です。

Windows XPは2008年春にSP3となり、
さらに安定度が増したとされています。
こと仕事に関してはOS の選択は保守的でありたいもの。

新しいOSを買ってダウングレード権を行使して
XPを使う選択肢もあと数年はありえるでしょう。
その意味で、WindowsXP (SP2)のCDを手に入れておくことは
無意味ではないと考えます。

販売期限は2008年6月末までであとは在庫のみとなります。
私も手に入れました。
(アマゾンのレビューも私と同意見の人が多いようですね)

◆オフィスソフトについて(ワード、エクセル…)

フリーのオフィスソフトという選択肢が有力になってきました。
強いてマイクロソフトを使い続ける必要がない
環境が出現するのも時間の問題かもしれません。
しかし、ワードやエクセルの普及率を考えると、
オフィスソフトは必須です。

では、長く使い続けるために、どのバージョンを選ぶかということになります。
結論からいうと、私の考えでは、
オフィス「2003」のシリーズです。

最新の「2007」は使い勝手が悪い、データが重い、
そのまま保存すると「2003」以前のオフィスで読めないことがあるなど、
現時点で仕事の中心に据えるのはどうかと思います。

一方でWindows Vista 対応は「2003」からであり、
この際オフィス2003を買っておいてもよいのではないかと考え(2008年5月)、
アマゾンを覗いてみると、なんとプレミアム価格が付いていました。

確かにソフトウェアに中古という概念はありませんから、
あれだけ売れて普及しているはずのソフトが
バージョンが古くなって価格が高いということは
ありえない話ではないのですが、
少々驚きました。
結局、地元のパソコン店に在庫があり、
プレミアム価格ではなく通常の特価で買うことができました。

それまで使っていた「2002」と比べて大きな変更はなく、
違和感なく使えたという感じです。
インターフェイスのデザインが少々変わって
気分展開になったぐらいの感じですが、
発売後時間を経ているだけに動作が安定しており、.
Windows XPとは要求されるマシンのスペックが似ていて無理がありません。

今後、Windows Vista でも使い慣れたオフィスを使いたいという人は、
近所のパソコン店に在庫がないかどうか確認されると良いでしょう。

◆日本語変換ソフト「ATOK」シリーズ

日本語変換においては、
いまでもジャストシステム社のATOKに一日の長があるようです。
特に報告書を毎日書くような人にとって、
日本語変換は仕事の生産性に直結します。

近年、市町村合併で新しい自治体名が出現しています。
また新たに多用されるようになった語句などもあり、.
最新版のATOKは日本語にこだわる人にとって
価格以上の価値をもたらしてくれるはずです。

なお、ATOKだけを購入する手もありますが、
一太郎の最新版「2008」と購入することをおすすめします。
旧バージョンをお持ちの人は、
ATOK単体で購入するより割安に買うことができます。
自治体とファイルのやりとりをする人には一太郎は必須と言えます。

ATOKは古いバージョンから登録単語を引き継ぐことができます。
私は長年使ってきて辞書が鍛えられており、
自分用に使いやすくなっています。

ただし、新しいバージョンに変えると、登録単語は引き継げますが、
単語の出現の頻度に合わせてATOKが学習するまでは
旧版で使い慣れた単語の順番と異なるため、
当初はやや違和感があります。
これにはしばらく時間がかかります。
「鍛えた既存の辞書」を新版に引き継ぐ方法を
ご存知の方がいらしゃったら教えて欲しいと思います。

◆テキストエディター

ワードや一太郎は文字を打つとともに印刷して見やすいレイアウトや
装飾にするなど簡易のDTP機能を持っています。
しかし文字を打って文字を編集するということに関していえば、
テキストエディターを使いたいもの。

ぼくは普段の文字打ちはすべてテキストエディターです。
印刷の必要があるときは、ワードや一太郎に貼り付けています。
テキストエディターを使う理由はたくさんあります。

1)動作が軽い
テキストエディターではアプリケーションの動作が軽いこと。
現在のパソコンでテキストエディターを使うのは、
雲の上を絨毯で飛ぶように快適です。
これだけでもやみつきです。

2) 読み込みが早い
同じ理由で、パソコン内を検索しようとしたとき、
テキストエディターで作成したデータ(拡張子.txt)は軽快に開きます。

3) いつの時代でも誰でも読める
3.5インチや5インチのフロッピーなど当時の媒体に移し替えれば、
いにしえのパソコンでも読めます。
MacやWindowsなどOSも選びません。
想像してみてください。10年後、20年後に、
ワードや一太郎で打ち込んだ文字データが読めると思いますか? 
テキスト形式はパソコンがある限り、
消え去ることはない保存形式です。

4) 高機能
ぼくは報告書作成、雑誌の原稿書きなど
文字を書く仕事をたくさん抱えています。
なかでも文字数の制限があるとき、
テキストエディターは本領を発揮します。
ある意味では、文字を入力する、編集するという特定の機能では、
ワード、一太郎より高性能(それでいて軽快)なのです。

5) 見やすい
縦書き、段組自由自在で、文字数、行数が瞬時にわかる。
背景の文字を黒板色にして時を拡大すれば、文字は見やすい。
目にやさしい、疲れにくいということになります。 

ぼくは、QX秀丸の二種類を使い分けています。
秀丸は、メイリオフォントが使えるので、ますます見やすくなります。
会議、ミーティング、ブレーンストーミングなどで
秀丸にメイリオフォントを使い、
フォントを大きくするマクロでワンタッチで文字が拡大でき、
参加者の頭に情報を定着、共有できるので有効です。

そうなると、携帯可能なサイズでありながら快適に文字が入力できる
シンクパッドのXシリーズは手放せません。
(メイリオフォントは、
Windows Vistaに標準装備されている可読性に優れた書体ですが、
WindowsXPでも使えるよう、
マイクロソフトから無料でダウンロード
できます)

2. コンサルタント、知的な生産現場向け

(1)ジャストシステム アイデアマスター

アイデアをどんどん出して、ブレーンストーミングを行うとき、
さらにそのアイデアを整理集約し、
関連性や因果関係を考えるときに役立つソフトです。

文字を打っていけば、自動的に枠の付いた括弧ができ、
そのまま別の単語を売っていけば、線でつながっていきます。
また、打ち込んでからの移動も簡単です。

打ち合わせやワークショップなど、
参加者の発言をリアルタイムで打ち込んでいき、
ホワイトボード(会議なのでスクリーンまでは必要ない)に投影して
ホワイトボード上に手で書き込んでいく
ことも可能です。
とにかく、参加者があっけにとられるほど、議論がうまくまとまります。
→ 作成例1作成例2
(きれいにまとめるのは後日にして、その場で配布するつもりのラフなまとめで良いと思います)

これは、情報を共有することがどれだけ重要かを示しています。
そのことの重要性を理解されるコンサルタントなら、
1万円前後で手に入るこのソフトを使わない手はないでしょう。
仕事の生産性はもちろん、あなたの株も上がります。

さて、ノートパソコンで入力するためには、
キーボードが使いやすい機種であることが必要です。
もし、ベストセラーのP社のB5サイズなどをお使いでしたら、
キーボードの使い勝手はいかがでしょうか?
(それで快適に迅速に入力できるのであれば問題ありません)。

私は、ずっとIBM(現在はレノボ)の
シンクパッドを使っています(IBM最後のX32です)。
ハードディスクを1枚プラッターの80GBに変えた以外は3年を経過しますが、
メモリを1GBに増設しフォトショップでの画像処理までこなしています。

買うのなら「アイデアマスターpro」は必要ありません。安いほうで十分です。
(アマゾンでは、書籍とセットになった仕様のほうが安いのでおすすめ)

なお、MSのVISO(ビジオ)という選択肢もないことはないのですが、
私が使っている「2002」は動作が重い割に安定感がいまひとつで、
印刷のときなどバクが散見され、
アイデアプロセッサー的には使えないうえ、
作図するには、「花子2008」が使いやすいので、
ビジオは使わなくなってしまいました。
MSも力が入っていないのかもしれません。

花子2008を使うなら、ジャストスイート2008がお買い得です。
ジャストシステムのソフトがてんこ盛りですが、
一太郎、花子、ATOK、Shurikenは使えるでしょう。
迷惑メール悩んでいる方は、
メールアドレスを変更する前に、
Shuriken2008を使ってみたらいかがでしょうか?
私はBecky2を使っていましたが、
試しに使ってみると、
迷惑メールフィルターの精度がすばらしいのです。
ベッキーのベイジアンフィルター採用のプラグインで
数年経過(長期間学習させている)した状態よりも
初日から上回った感があります。
デザインを簡単に変更できるスキンが付属しているのも楽しいところ。
シュリケン2008は、ヘビーなメールユーザーにはとてもおすすめのソフトです。
これも、Justsuite2008に同梱されており、
単独で購入するよりもはるかに得です。
(いまは優待版があります)

3. Windowsの安定、セキュリティーに役立つソフト

(1) カスペルスキー インターネットセキュリティー7.0

昨年までは、ESETの「NOD32 アンチウィルス」を使っており、
検出性能と軽さのバランスから人にも進めていました。
それ以前は、ノートンでしたが、重くてどうしようもなかったため、
NOD32に変えてみたものです。

その後NOD32の更新期限が来たとき、
検出精度がもうひとつではないかという意見が出始めたこともあって、
カスペルスキーの体験版を入れてみました。

ところが、カスペルスキーをインストールすると安定して動きませんでした。
原因は、数年前にアンインストールしたノートンの残骸が残っていたためです。
ファイルの検索で「symantec 」「 norton」などで検索し、
それらをすべて削除してから再インストールすると、
カスペルスキーは安定してトラブルが皆無となりました。
カスペルスキーに限らず、
ほかのセキュリティーソフトと同居させない、
というのは鉄則です。

カスペルスキーで気付いたのは、NOD32よりもさらに動作が軽いことです。
NOD32はスキャンをかけているときは、
ほかのアプリケーションでの作業は
いらいらするほど起動が遅くなり、
作業をしながらのスキャンはおすすめできません
(パソコンのスペックはペンティアム4 の2.8GHZです。
近年のデュアルコア、あるいはクワッドコアのCPUだと
負荷はそれほどかからないのかもしれませんが…)。 

カスペルスキーを完全スキャンさせながら
通常作業ができることに驚きました。
動作も安定しており、不具合はまったくありませんでした。
(上記のパソコンのスペックは2005年春の標準的なものです)
カスペルスキーは検出力が優秀というのは、衆目の一致するところだったので、
動作は重いだろうと考えていたのですが、
使ってみるとむしろ動作は軽かったのです。

繰り返しますが、もし体験版を試用されるときは、
例え一時でも
セキュリティーソフトを2つ以上いないことが鉄則です。
過去にインストールしたセキュリティーソフトをアンインストールしていても、
残骸が残っている場合があり、
それが原因で(私のように)体験版がうまく動かないことがあります。
残骸を除去する方法については
インターネット上で検索してみてください。
その作業のあとで体験版を入れることをおすすめします。

で、最初のスキャンが終わったとき、
直前のNOD32で検出できなかったトロイの木馬が3体検出されました。
ファイアーウォールも使い勝手は優秀で、
「あり」と「なし」でもほとんどインターネットの体感速度は変わりません。
ただしカスペルスキーでファイアーウォールを設定すれば,
Windows標準のファイアーウォールを解除することをお忘れなく。
(ファイアーウォールのソフトウェアが重なると
トラブルの元、あるいは速度の著しい低下が起こることがあります)

セキュリティー関連では、
「プロアクティブディフェンス」と「アンチスパム」の機能は
私の環境では必要ないと判断し
動作させていません。

カスペルスキーは、総合的に見て
現時点でのセキュリティーソフトの決定版
といえるでしょう。
(アマゾンの評価も私と同様ですね。パソコンを2台インストールするときには2ライセンスが必要となります。2ライセンス、3ライセンスのパッケージもあります)

(2) DiskX Tools Ver.11(ディスクエックスツールズ)

これもおすすめソフトです。
Windowsを数年動かし、ソフトをどんどんインストールしていくと、
動きが遅くなることは誰でも経験があることと思います。

「起動が遅い」
「立ち上がってから安定化するまでにさらに時間がかかる」
「データがなかなか動かない」

などの症状が出てきたら、
かなり面倒ですが、OSの再インストールを行い、
最初から環境、設定を構築していくという数日がかりの作業になります。

ところが仕事に追われていて、そんな時間は取りたくない、取れそうにない、
という方(私もそうですが)、対策はこのソフトです。

いま使っているデスクトップは2005年3月から、
ノートパソコンもそれぐらいから使っていますが、
一度も再インストールすることなく、.
3年以上が経過したいまでもきびきびと動きます。

デスクトップでは,百近いアプリケーションが
インストールされているにも関わらず、
そして日々酷使されているにも関わらず、
起動は1分かからず、起動したらすぐに安定して使えます。
ノートも同様です。

このソフトは、Windowsで不要なファイルやレジストリを削除するもので、
バージョンアップのたびに買い替え、
最終版ともいえる「11」となっています。
(私見ではこのバージョンがもっとも削除効果に優れ、使い勝手がよいものです)
ただし、Windows Vista 、オフィス2007には未対応
なので注意が必要です
(Windows Vista 対応はおそらくないだろうと思われます)。

具体的な使い方は、
まず「ワンタッチクリーナー」を使います。
これには、削除するファイルやレジストリを予め登録しておきます
(緑色の□はそのまま削除して問題となることはまずありません)。

次にレジストリクリーナーのマニュアル操作で
「過去のアイコン情報」「実行プロクラムや参照情報」を削除します。
それぞれ再起動が必要です。

再起動の際に、フリーの優れたソフト「すっきりデフラグ」を活用して、
チェックディスクを行います
(デフラグではなく、チェックディスクです。一度の起動で不要物の削除とハードディスクのエラーチェックのメンテナンスが同時に行えます)。

これを毎日行っているためか起動が遅くならず、
ハードディスクもトラブルなしです
(夏場でもエアコンは使わない事務所ですから、
ハードディスク近辺の温度は60度近くなりますが平気です)

価格も手頃ですから1本置いておきたいところです。
ただし、レジストリの削除は自己責任でやってください。
それがわからない人にはおすすめできません。

(3)デフラグソフト

1) PowerX PerfectDisk 2008 Pro (パーフェクトディスク)

使用頻度を考慮してファイルを並べ替え、
デフラグ後の状態が長く保つように配慮されている、
Windowsに付属のデフラグ機能とは一線を画している、
デフラグ後のトラブルに遭遇したこともない、
というのが私がこのソフトを使っている理由です。
使っているのは以前のバージョン「8」で、納得がいく安定感です。
使用頻度は月に1回
または2回(ソフトの出入りが多い人、使用頻度が高い人)でしょう。

2) Diskeeper 2008 Professional (ディスクキーパー)

処理速度が速いといわれ、
2008年のデフラグソフトでもっとも売れています。
このバージョンになってからは、常駐型ということで話題を呼んでいます。
私はまだ使っておりませんが、
特に評判の良いデフラグソフトということで挙げておきました。

4. 画像処理

(1) Adobe Photoshop Elements(フォトショップ エレメンツ)

画像処理としては理想的なソフトです。
基本的な仕様はバージョン2.0ぐらいから変わっておらず、
機能の追加やインターフェイスの変更等です。

写真の加工、仕上げ、
Webサイトのバナーなどのつくりこみ、文字をかぶせる作業など、
Web再生、チラシ作成、POP作成等に万能ソフトです。

なお、エレメンツが付かない高価なフォトショップは、
データ入稿を行うデザイナーなどでなければ不要です。
また、エレメンツのバージョンは6.0が最新ですが、
これも強いて過去のバージョンからの更新は必要なかろうと思います。
体験版を入れてみて動かしてみると、バージョンが新しくなるにつれて
便利になっているところは散見されますが、
ソフトとしての本質的な機能は2.0からそれほど変わっていません。

よく質問されるのですが、
Webに写真を掲載される方、ブログを書く人は、
Adobe Photoshop Elementsは必需品です。
ぜひとも常備しておいてください。
商工会議所、商工会などで
使い方の講習会もときどきやっていることがあります。
それらに参加するとともに、
参考書を1〜2冊持っておいて辞書代わりにひくと良いでしょう。


(4)ホームページビルダー 12

これも使いやすいソフトです。
SOHOのWeb作成者にも愛好している人がいるぐらいです。
中小企業や商店はこのソフトで十分です。

使い方や設定のコツとしては、
「どこでも配置モード」は使わないこと
(レイアウトが崩れて表示される可能性大)、
「ツール」→「オプション」で「HTML ソースにGENERATORを組み込む」の
チェックをはずしておくこと(デフォルトはチェックが入っており、
このソフトでつくったことがわかる記載を埋め込むようになっています)でしょう。

付属の画像加工ソフト「ウェブアートデザイナー」も優れています。
フォトショップほどの多機能はありませんが、
レイヤーを意識しないで使えるため、
必要最小限の作業を行うときは、
フォトショップより使いやすいはずです。
キャンバスのサイズ設定を
デフォルトから2000ピクセル程度に拡大しておくと
作業性が良くなります。

ホームページビルダーも基本的なところは変わっていないので、
現在使っているOSに対応していれば、
最新版の「12」にアップグレードする必要は感じません。

多機能になってはいますが、
現在の主流のCSSがHTMLと同等の使いやすさには至っておらず、
その辺りにこのソフトの古さを感じないわけではありません。
今後の進化としては、HTMLエディターとしての要素から、
スタイルシートの設定や加工がしやすい
CSSエディター的な仕様を充実させて欲しいと考えます。

しかし廉価で万能というこのソフトの価値を損ねるものではありません。
Web作成を商売にする人でなければ、
高価なアドビのソフトまでは必要ありません。
逆にいえば、プロはホームページビルダーであっても、
(生産性は別にして)お金の取れる商品を提供できます。

Webマーケティングを始める際に
どこまでを外注するかという問題があります。
会社(人材)のスキルによりますが、
中小企業なら、次のように考えています。
  1.  Webに求める役割を明確化する(基本情報、営業の側面支援、伝えきれない細部の情報発信、ブランドづくりの一助、Eコマースうち、どこまでを求めるか)
  2. Webコンセプト(言い換えれば想定顧客のプロファイリング)の確立
  3. サイトマップの作成(この辺りまでは自社でできてから、外注先を探しましょう)
  4. 上記をよく理解してもらえるWeb作成事業者に発注
  5. サイトマップの作成と同時に、コンテンツ(文章、イメージ、写真)を準備します。これも社内でたたき台を作成してください。Webデザイナーは、会社の特徴や戦略を知りませんし、マーケティングの専門家でもありませんので)。
  6. ITの仕様として、社内で更新しやすいデザインにしてもらってください。デザイナーの自己満足で、文字を数行足すだけで崩れるような自己完結型は困ります。なお、初歩的なEコマースを行う場合でも、決済機能は自社で管理せず、ロリポップのような定評のあるレンタルショッピングカートが無難でしょう。
  7. 更新は、ホームページビルダーを使います。小さな修正は、訓練すれば社内で対応できます。また、ブログなどWebベースのコンテンツ(プログラム)があれば誰でも更新や情報の発信ができます。



ビルダーとともに使いたいソフトとして、
作成したコンテンツをサーバー上に上げるときに使うFTPソフトです。
フリーソフトですが、FFFTPは安定感のある優秀なソフトです。

5. フリーのソフトでおすすめ

(1)スケジュールウォッチャー

スケジュール管理として使い勝手の良い優れたソフトです。
説明を見ることなく使用できそうです。
軽くて安定度も抜群。こまめにアップデートもされています。
作った方に感謝です。

(2)すっきりデフラグ

デフラグ用ではなく、ハードディスクのチェックに使っています。
Windowsを再起動させる間に
ハードディスクのエラーチェックなども行おうというわけです。
デフラグについては、
このソフトでの独自のデフラグエンジンではなく、
Windowsの機能を使っています。
私のようにWindowsの標準デフラグ機能に飽き足りない人は、
専用の有料ソフトがいいでしょう
(→ PowerX PerfectDisk 2008 Pro 。Diskeeper 2008 Professional)

(3)縮小専用

色彩や画質をある程度保持したままで、
画像サイズ(容量)を小さくできるソフトです。
フォトショップにもない機能で
独自のアルゴリズムで処理しているのかもわかりません。
画像のメール添付やWeb作成、ワードやエクセルに写真を貼り付ける際に使用できます。
Windows Vista には対応していないようです。

6. 会計ソフト

(1)弥生会計 

普及率の高い会計ソフトです。
個人事業所向けと、中小企業までを対象にした「プロ」の2種類があります。

しかしこのソフトにはいくつか納得がいかない仕様があります。
例えば、エクセル2003で作成したデータがエクセル2002で読めない、
ということはありません。
ところが、弥生会計では
バージョン(毎年変わる)が異なれば、データをそのまま読めないのです。
(データコンバーターを使用すれば、ある程度前までのデータは読めます)。

ふたつめにはデータ構造です。
バージョンによっては三期分のデータをひとつのファイルに格納して
選択するやりかたになっていますが、
これはユーザーの混乱の元です。 
(古い年度のデータを誤って消す怖れもあります)

三つめは、毎年のアップグレードが必要かどうかです。
確かに定率減税や減価償却費の償却法、一括償却資産の扱い、
その他税法の毎年の細かい変更により、
青色申告計算にはそのまま使えないことがあります。
しかし、個別の科目を集計するという基本は
税制がどのように変わっても同じです。

税制の変更点を理解し、
国税庁のWebサイトなどを活用すれば、
毎年のアップグレードが必要だとは特に思えません。

このソフトの利点は、使用している人が多いことから、
操作法を誰かに聞けることです。
その意味で安心感、安定感があります。
小規模事業者、中小企業の選択肢としては、
このソフトが無難というところでしょうか。
個人は弥生会計、個人でも部門管理が必要な人や法人は弥生会計Proでしょう。

試用版しか使っておりませんが、
JDLの出納帳シリーズもよさそうです。
JDLのシステムは税理士事務所で使われていますが、
これは、中小企業向けのスタンドアロンといった感じです。


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