| ▲空と海のひまわり日記 5月23日 バッタに食べられた |
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![]() 双葉をなくした苗のそばに、季節はずれのトノサマバッタ。 |
![]() ダンゴムシを踏みつけながらぐんぐんとこちらへ向かってくる。 |
![]() カタバミを食べる。旺盛な食欲だ。 |
| 天候はこのところ湿りがち。土がやわらかい。ひまわりの種は20本ぐらい発芽しているようだ。まだ土から顔をもたげた小さな双葉を見ていると、これが背の高さを超える植物に成長するとは思われないぐらい。ところが見回っていて、確かに昨日まであった優良な苗が見えないことに気付いた。すると、天然色に紛れてトノサマバッタがいた。 ときは2004年5月23日。こんな時期にバッタがいるのだろうか。昆虫の専門家の人に聞いてみたい。最初にバッタを見つけた根元にはひまわりの種があった。双葉からぽろとこぼれ落ちたもの。そしてその根元に双葉をなくした苗があった。 しかし食べる現場を目撃したわけではない。ここには、たくさんの昆虫がいる。そのなかでもアリとダンゴムシ(マルムシ)が優勢で至るところにいる。ナメクジとミミズも少なくない。 ところがバッタはどんどんこちらへ向かって歩いてくる。やがて雑草を食べ出した。大きなアゴを葉っぱにかぶりつかせている。みるみるうちに雑草は小さくなっていく。続いてコスモスへとたどりついた。カメラとの距離は5センチぐらい。 さらに近づこうとしたとき、バッタは飛び立った。さまざまな生存競争のなかで、約二十本のひまわりはどう成長していくのか。 |
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![]() 今度は、コスモスの若苗をかじる。アゴが大きく動く。 |
![]() もっとも日当たりの悪い北地区、しかもヒイラギに囲まれて土も硬い。そんな場所で芽を吹いたひまわり。 |
![]() 種をまとったまま、ぐんと付きだした。いのちの輝きを実感する。 |
| 北地区で、一本だけたくましく芽を出しているのを発見した。まだ種を付けてはいるものの、日陰の固い土からむっくりと起きあがる。自らの未来はわからない。でも頭をぐんと突き出して誇らしげなありさまには、無目的に生きる生命体の決意がある。疑うことを知らず、ずんずんと伸びていく。限られたいのちに光を与えるのは意思の力。そしてそれを認めるものの存在。 | ||