いい音楽で場の雰囲気を盛り上げるBGMを大切にしたい

プロローグメロディーリズム季節ひとの声自然悠久の癒し大人の時間クラシック八重山
プロローグ

メロディーが心地よい
  • 「サマー」(ジョージ・ウィンストン)
  • 「プレイアデス舞曲集」「プレイアデス舞曲集2」(田部京子)
  • 「クワイエット・モーメンツ 」(ヘニング・フリンソルム)

リズムにうきうき
  • 「SPIRIT OF GONTITI」(ゴンチチ)
  • 「九月の風」(松岡直也)

季節を感じる
  • 「夏の旅」(松岡直也)

ひとの声で憩う
  • 「ムーン・ダンス」(アン・サリー)
  • 「WILD AND GENTLE」(畠山美由紀)
  • 「MAYA」(MAYA)
  • 「夢であいましょう」(村上ゆき)
  • 「遠い渚」(トレイシー・ソーン)

自然とともに
  • 「MUSIC OF WIND」(岡野弘幹)
  • 漢方癒音(漢方ヒーリングシリーズ)「茶楽 清香満山月」
  • 「インナーハーベスト」(プシュカー)
  • beyond the Missouri Sky (チャーリー・ヘイデン、パット・メセニー)

悠久の時間に癒される
  • 「クワイエット・アース」(カマール)
  • 「日本古代歌謡の世界」(東京楽所)

大人の時間〜ジャズ・ボサノバ
  • 「Nocturne」(チャーリー・ヘイデンゴンサロ・ルバルカバ)
  • 「MAYA+JAZZ」(MAYA)
  • 「ソフトリー」(ワンダ・サー)

クラシックで優雅に浸る
  • モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」
  • モーツァルト「クラリネット五重奏曲」
  • ベートーヴェン「ピアノソナタ田園」
  • ドビュッシー「ピアノ名曲集」
  • ドビュッシー「牧神の午後の前奏曲」
  • ワーグナー「ジークフリート牧歌」

沖縄、八重山、南太平洋に憧れて
  • 南海の楽園 八重山・宮古
  • 「」大島保克
  • 「南風」(夏川りみ)
  • 南太平洋の島々の音楽
  • バリのガムラン

◎「MUSIC OF WIND」(岡野弘幹)

1998年に屋久島を訪れたことがあり、
花崗岩の山々から降りてくる川が印象的だった。

このアルバムは、
屋久島の原生林で
1千個のもの風鈴を吊るして録音されたもので、
水音とともに
屋久島の森を渡る風のあしあとを聴く思いがする。

夏において、
音楽の存在そのものが
暑苦しく感じることがあるかもしれない。

そんなときに、屋久島で実録された自然音に、
風鈴が遠く近く響く幻想的な環境音楽は
肌に涼しい風を感じる。

夏のそうめんを食べる場面v
森をテーマにした展示などの場にぴったり。

このCDの隠れた魅力は
高度に頭脳を駆使して思考したり
文章を綴るときに、集中力を高めてくれること。


◎漢方癒音(漢方ヒーリングシリーズ)「茶楽 清香満山月」

中国茶をテーマに癒しを創造した音楽。
知り合いのデザイナーを打ち合わせで訪問したとき、
小さな音量で流れていたもの。

感性の鋭い人なので
音量はかなり控えめに奏していた。

いまでは入手がむずかしいかもしれませんが、
中国大陸の雰囲気が漂う音楽だけに興味深いもの。
雄大なシンフォニーではなく、
少ない楽器を親密にかけあいつつ
全体としては墨絵のように淡々と流れていく感じ。

なので、打ち合わせや会議で流しても邪魔にならない。
もちろん、中国茶を提供する部屋ならぴったりだし、
小さな空間で自分だけのひとときを
少し大陸的な旋律に載せて
身を任せるといった場面に合う。

シリーズとして、中国茶を何種類かに分けて
発売しているもので、
もちろん、ほかのタイトルも似たような感じ。


◎「インナーハーベスト」(プシュカー)

小川のせせらぎ、
小鳥のさえずり、
赤ちゃんの笑い声_
パンフルートやギターのアコースティックな響きが、
ハートの陽だまりに爽やかな風を運ぶ。

ナチュラルで透明感あふれるプシュカー・ワールドへの旅。
ホスピスでのミュージック・セラピーに使用されている
ベストセラー・アルバム。
デンマークのプラチナディスク受賞。

1995年4月公開の映画「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」に
使われている(発売元のコメント)とのことです。

こんな音楽で寝覚めたら
どんなにか心地よいだろう。

赤ちゃんのいる部屋、
童心に帰れる場所、
そんな空間に響かせてみたい音楽。

◎beyond the Missouri Sky (チャーリー・ヘイデン、パット・メセニー)

親父がギターを弾いていたので、
中出阪蔵、河野賢といった名人がつくった手工ギターがあった。
音量こそ量産メーカーの楽器には劣るけれど、
いい銘木の単板を使った独自の設計で
その響きには芯を伴う深みと、
上澄みの華やかな艶が
空気を振るわせて伝わっていく感じだった。

かすれそうなタッチ、豊潤な響き、リズミックなリズム。
生の指先から紡がれる微妙な音の重なり。
ギターは小宇宙を描ける楽器だと思う。

ミズーリ生まれのチャーリー・ヘイデン(ベース)と
パット・メセニー(ギター)のふたりの奏者が
アメリカの大草原の移ろう時間を奏でる。

大草原をを彩る音楽は
陰影を織り交ぜながら淡々と流れていく。
ファンの多い名盤。
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